Tuesday 30 July 2013

バッグ試作の為の準備が、着々と進行しております。

注文していたパーツが入荷致しました。
一般には流通されていないパーツの為、ネジの専門店からドイツのメーカーにお取り寄せとなりました。

直径6mmのとても小さなパーツです。
 こんな感じで使用致します。
バッグの企画ですが、、、。

そして、こんなパドロックも、。
試作サンプルの完成までには、もう少し時間が掛かりますが着々と進行しております。

Saturday 27 July 2013

相変わらずの、私の物作りです。

カバーオール用に、私がデザインしたオリジナルのチェンジ釦です。

やはり、カッコ良く完璧です。
 ボタンなので、裏はこんな感じです。
 ですが、M4のボルトのネジ部分を適正な長さに切断致します。
 ボタンの足を切除した上でハンダ付けを行います。
 簡単そうに見えるのですが、目検討による慎重な作業です。
 中心、垂直を、、、。
 やり直し、3回目です。
 許容範囲で、OKです!
 ボタンがオリジナルのネジとなり、試作の完成です。
この部分のパーツとなります。
洋服は勿論ですが、グラフィックデザインや工業デザインも含めて私のオリジナルと考えた相変わらずの作業となります。

生産コストは気になりますが、是非提案したいバッグのパーツ試作です。
以前の記事は、こちらからご覧下さい。
http://2nd-warp-and-woof.blogspot.jp/2013/07/blog-post_21.html

Friday 26 July 2013

アンテークフレームの基礎知識、Vol.3

今回は、現在でも使用されているサイズ表示のご説明となります。
まずは、同じモデルでのサイズによる違いの画像をご覧下さい。
ぱっと見は、同じく見えますが上から、
46□20□5 3/4
44□22□5 1/2
44□24□5 1/2
と、言うサイズとなります。
初めの数字は、レンズの横幅のミリ寸法です。
次の数字は、ブリッジ巾(レンズとレンズの間隔)をミリ寸法で表示した物です。

ここまでが、基本のサイズ規格となります。
1284年頃にイタリアで発明された眼鏡は、ヨーロッパ中に広まり規格はミリで統一されていた様です。

最後の数字は、1930年代にアメリカが世界の中心と変わっていった事でインチ表示が基本の寸法となりましたが、この部分だけがインチ表示となります。

巻きつる・ケーブルテンプル・スポーツフレームとも、別名のとおりテンプルが、耳たぶのまわりをぐるりと巻きつくように作られたものから、現在の一般的な形状のの字状になりサイズによりテンプルの長さが表示される様になりました。(全てをインチ表示しなかった事の意味が伝わってきます。)

と言う事でもう一度、一枚目の画像をご覧下さい。
鼻筋の太さや、高さに応じて同じモデルでも異なった設計となります。

とても興味深いアイテムの一つです。

Thursday 25 July 2013

アンティークフレームの基礎知識、Vol.2

今回は、サイズ感をご説明致します。

この画像は、1969年のジョン・レノンです。
1920年代頃から変わらないスタイルです。
現在の細い横長の眼鏡とは異なり、少し小さい丸い形状が一般的となり一般的なフレームより小振りとますのでご注意下さい。

目が悪い事にコンプレックスを感じていた当時の人達は、小さいフレームや掛けてない様なフレームを好んでいた様です。

では、1920~30'sのフレームからご覧下さい。
この時代は、メーカーやブランドが確立されていない為、無刻印の物が多く見られます。

私が掛けるとこんな感じです。
ですが、。
1930年代には、そのコンプレックスをファッションに変えて上流階級のステイタスと変化した様です。

 12金貼りのフレームで、。
 フレームの全面に彫刻が施されました。
そんな高級な眼鏡だからこそ、現在も美しい状態を保っていられると考えております。

勿論、目が悪い為の眼鏡ですが、。
私の場合は、サングラスが一番カッコ良いのではとコレクションしていました。
こんな感じです。
 今一なのは、私のせいですが、眼鏡は気に入っております。
構造や彫刻デザイン、ブランドの刻印も含めて、現在では生産や販売する事が出来ない商品ではないかと思っています。

ご購入希望のお客様に、店頭でご説明出来れば良いのですが、。

Tuesday 23 July 2013

アンティークフレームの基礎知識。

まずは、17年前に雑誌で紹介された記事からご覧下さい。
1930~40年代のアンティーク眼鏡フレームです。
 その作りの良さや、タイプ別に丁寧に紹介されています。
モノ・マガジン臨時増刊1996●3-15に掲載、L.AのRetro Specs & Co.の記事となります。
こちらからも、是非ご覧下さい。

同時期に、私も興味が有ったアンティーク・フレームでしたが、14万8000円では買う気がしませんでした。

そして個人的にアメリカから輸入販売を考え、入手したのが同様のフレーム(私物)となります。
 フレームのほぼ全面に細工が施されています。
 B&L 1/10 12KGF FUL-VUEの刻印。
 ボシュロム社(1920~35年)のフルフレーム / Cortland #3828 となります。

 そして、私の愛用の眼鏡です。
 これは、1920年代の物ですが。
1960年代のセル・フレームも愛用しています。
子供の頃は視力2.0でしたが、現在では近視と遠視です。

近視の眼鏡に、遠視用(老眼)のオーバーレンズです。
重ねるとこんな感じです。
ダサいのですが、当時もこんな感じでしょう。
では、少しタイプ別にご紹介致します。

まずは、フル・フレームです。
レンズの周りを一周囲むフレームとなります。
 当時は一番高価なフレームとなります。
次に、ワンポイント・フレームです。
ノーズ部分の1ヶ所に穴を開けてネジでレンズを固定するタイプで、その技術はやはりアンティーク・フレームの特徴で現在では存在しない独特なフレームとなります。
ツーポイント・フレームとなります。
ガラスレンズが基本の当時は、上記のワン・ポイントでは強度不足と改良された1940年代のフレームとなります。
そして、スリーピース・フレームです。
ブリッジとテンプルのみの3ピースの構成で、少しでも眼鏡を掛けてない様に見せようとして考えられた物ですが強度的に掛ける為、主に老眼の方に需要が有りました。
では、次に大好きなキャッツ・アイです。
1950~1960年代のフレームとなります。。
 スモーク・レンズもたまりません!
ブリッジ巾、レンズ径、テンプル長と、、。
アンティーク・フレーム販売に向けて少し基礎知識をと、ご案内致しまた。

近視・遠視・乱視で目が悪い私ですが、レーシック手術は少し不安なので、アンティーク・フレームで楽しみたいと思います!
TOP PAGE↑