Monday 15 July 2013

1930's Original Horse Riding Boots!!!

今から26年前に雑誌の別冊で記載された記事です。
とても貴重なアイテムで、資料も少なく専門店でも非売品となる1920~30年代のイギリス製のホースライディングブーツです。
現物を見たのは、過去に2回だけでしたが、、、。
長年探した甲斐が有り、数年前に入手できましたのでご覧下さい。
筒は、ラバーボンディングされた布に切り替えられているのが特徴です。

オールレザーで甲の部分のみレースアップ仕様のものは、ヴィンティージでも良く有りますが、足首と膝下をベルトで調節した初めてのブーツです。

現在、エンジニア・ブーツと呼ばれているブーツの原型となります。
製法は古くからあるステッチダウン製法となります。

グットイヤーウエルトの場合はウエルトとヴァンプの隙間から雨・水の浸み込みが考えられる為、ステッチダウン製法を採用した様です。(WESCOやWhite'sも同様です。)
ダブルレザーソールにハーフラバーソール、トップリフトはラバーヒールで全天候仕様です。
そして、昨年の11月から試作の打ち合わせとなりました。
商品化に向けて、ラスト(木型)も修正を加え新たに作成いたします。

そして一昨日、1stサンプルが完成致しました!
 まだ、完全では有りませんが、カッコ良いです。
履き易さやブーツインする事を考えて、後側にはHOCKLESS ZIPを付けてみました。
雰囲気もバッチリです!
サンプルはかかとの位置までZIPですが、製品は筒の部分だけをZIP開きに変更する予定です。
 
内側はオール革貼りです。
インナーには、プルストラップも付きます。
膝下をホールドするベルトです。
足首をホールドするベルトです。
ストラップにも見えますが、
かかとの内側と外側に切り込みが入り、
1本のベルトが、かかとの裏側を通る仕様となっております。

当時同様に、ステッチダウン製法に致しました。
トゥが反り返ったヤングなブーツではありません。
大人のブーツとなります。
ダブルレザーソールにハーフラバーソール(半貼り)。
ヒールのトップリフトは、とりあえずCATS PAWにしてみました。
キャンバス X レザーで、今回は1stサンプルを作製してみましたが、オールレザーも生産する予定です。

カラー詳細や試着画像は、またUP致します!

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